JTWO 日本旅行作家協会・会員個人ページ

中村 浩美  NAKAMURA,Hiromi       Last updated '17.7.30

●プロフィール
Photo by Paco Kazu Takahashi

 科学ジャーナリスト、航空評論家、キャスター、トーク・コーディネーター
 1946年2月8日、札幌市生まれ。同志社大学法学部法律学科(国際法/宇宙法)卒。月刊「航空ジャーナル」編集長を経て、1984年に航空評論家、科学ジャーナリスト、TVキャスターとして独立、現在に至る。航空、宇宙開発、先端技術、エネルギー、地球環境、メディア、国際関係、交通、旅行文化など幅広いジャンルで、執筆、講演、テレビ番組のキャスター、コメンテイター、各種イベントやシンポジウムのコーディネーターとして活動中。
 東京工業大学統合研究院特任教授、東海大学総合科学技術研究所特別研究員、国の宇宙開発委員会専門委員、原子力委員会専門委員、国土地理院研究評価委員、日本原子力研究開発機構研究評価委員なども歴任。また、宇宙や地球の話を
、子供たちや親子に直接語りかける「親子で学ぶサイエンススクール」(http://www.kamijo.co.jp/school)を全国で開催するなど、宇宙計画への理解増進や、科学知識の普及啓蒙に積極的に取り組んでいる。
 また当協会の専務理事を長く務めたほか、NPOエンジョイ・エコ・ラボラトリー理事長、NPO羽田航空宇宙科学館推進会議理事長としても活動している。
 趣味は、博物学研究、ルネサンス研究、パリのパサージュ散策、読書、映画、ドライブ、スポーツ観戦。
[連絡先]〒279‐0013 千葉県浦安市日の出1丁目3-4‐808 TEL:047(352)5895 fax:047(380)1490
E‐mail:husky46@jcom.home.ne.jp


◆おもな著書

『飛行機をめぐる冒険』(ポプラ社)、『 FLIGHT DECK OPERATIONS 空母キティホークと飛行甲板要員たち』(共著・アスキー・メディアワークス)、『YS-11世界を翔けた日本の翼』(祥伝社新書)、『YS-11 栄光の翼』(アサヒDVDブック)、『読んで愉しい旅客機の旅』(光文社新書)、『旅客機大全』(新潮文庫)、『最新 宇宙開発がよくわかる本』(中経出版)、『ブライトリング・ファイターズ』(共著・ぶんか社)、『飛行機王国アメリカ探訪』(NTT出版)、『ブラックホールは宇宙を滅ぼすか?』(翻訳・東海大学出版会)、『火星雑学ノート』(ダイヤモンド社)、『旅客機雑学ノート』(ダイヤモンド社)、『あした宇宙へ』(廣済堂出版)、『衛星情報が世界を変えた』(共著・徳間書店)、『空飛ぶ巨大技術ジャンボ』(講談社現代新書)、『ザ・チャレンジャー』(航空ジャーナル社)、『スペースシャトル』(グラフ社)、『ハレー彗星を探る!』(航空ジャーナル社)他

PORTRAIT


<最近の活動>
<2017年 APR.~JUN.>
COVERAGE & EVENT
「BREITLING DC-3 JAPAN TOUR」
ブライトリングDC-3ワールドツアーのエンブレム 熊本空港に着陸するブライトリングDC-3
JAPAN TOUR in KUMAMOTO
JAPAN TOUR in KOBE
Mt. FUJI : Air to Air Photography
JAPAN TOUR in FUKUSHIMA
 RED BULL AIR RACE in CHIBA
JAPAN TOUR LAST DAY in OBIHIRO
 
★「RED BULL AIR RACE 2017 CHIBA」
  
   ★「木曽川の水力発電所」視察      

COMENTS to media
 5月15日に北海道で発生した、陸上自衛隊のLR2連絡偵察機が、函館空港の西約30㎞でレーダーから機影が消え、後に山中で墜落しているのが発見された事故。この事故に関して、15日に北海道新聞にコメント、16日に北海道放送(HBC)のインタビューを受け収録、北海道新聞に再コメント。同機はフライトレコーダを搭載しておらず、ボイスレコーダは発見されたが公表されず、事故原因は不明のまま。毎日新聞には5月30日、6月12日に追跡取材のコメントも求められた。悪天候とパイロットの判断ミスが引き金と考えられるが、事故原因究明のシナリオは推測の域を出ない。

『僕の交書録』<BOOKS MY BEST  2017 APR.~JUN.>
 2017年4月~6月期の読書歴は、購入したのが24冊、贈呈いただいたのが3冊で計27冊。蔵書の再読はなかった。出張が多く腰を据えて読書する時間が少なかった割には、一応の読書量だった。ただし今期はフィクションのみで、しかもミステリがほとんどだ。その中で今期のMY BESTは、以下の12作品17冊(順番は読んだ順)。多作で歴史ミステリが得意なゴダードだが、年代記風の三部作というのは初めて。また珍しく冒険活劇風でもある。三部作の③は日本が舞台だ。これが2作目のフォックスや、ランクインはしなかったが楽しめた北欧やフランスの新しい作家との出会いも良いけれど、おなじみの作家の新作が出るとやはり嬉しい。ハンター、グルーバー、ランキン、コナリー、クレイスがそういう作家たちで、安心して読めるし期待を裏切らなかった。特にランキンのリーバス警部の復活が嬉しい。フィリップ・カーは再発見。饒舌な私立探偵グンター(元ベルリン警察刑事)シリーズの、旧作を探すことになりそうだ。ナサニエル・ウエストの代表作『イナゴの日』を読んだのは、1970年以来のことだ。当時は板倉章氏の訳で角川文庫だった。今回は柴田元幸氏の新訳。唯一の日本の作家は原田マハさん。『アノニム』は得意のアート界が舞台だが、新境地を拓いた一作と言えるだろう。シリーズになるというのも、ファンには嬉しい。三省堂書店神保町本店で6月26日に開かれた、「原田マハさんトーク&サイン会」にまで行ってしまった。サイン会に行ったのは、25年以上も前の小林信彦さん以来のことだ。『アノニム』執筆の裏話や、近代アートの話が面白かった。ご本人に会って、改めてファンになった。
『Gマン』  (上・下)                   スティーヴン・ハンター      (扶桑社ミステリー)
『刺青の殺人者』                       アンドレアス・グルーバー       (創元推理文庫)
『謀略の都 1919年三部作①』(上・下)            ロバート・ゴダード           (講談社文庫)
『灰色の密命 1919年三部作②』(上・下)           ロバート・ゴダード           (講談社文庫)
『宿命の地 1919年三部作③』(上・下)            ロバート・ゴダード           (講談社文庫)
『いなごの日/クール・ミリオン ナサニエル・ウエスト傑作選』 ナサニエル・ウエスト           (新潮文庫)
『楽 園 (シドニー州都警察殺人捜査課)』          キャンディス・フォックス       (創元推理文庫)
『寝た犬を起こすな』                     イアン・ランキン        (ハヤカワ・ミステリ)
『ブラックボックス』 (上・下)               マイクル・コナリー          (講談社文庫)
『約 束』                          ロバート・クレイス         (創元推理文庫)
『アノニム』                         原田マハ                (角川書店)
『死者は語らずとも』                      フィリップ・カー           (PHP文芸文庫)


『僕のシネマテーク』 <CINEMAS MY BEST 2017 JAN.~MAR.
 4月~6月3か月間の映画鑑賞歴は、劇場で20本、試写で1本の計21本。国内出張が続いたわりには、よく観たほうだろう。今期のMY BEST CINEMASは、以下の14本。
 『ハードコア』は、一人称視点(FPS)の映像によるアクション映画。映像はすべて主人公の目線で、シンクロ(同期)する。まさに映像革命。「攻殻機動隊」のハリウッド実写化で、少佐役がスカヨハだから、『ゴースト・イン・ザ・シェル』は文句なし。『ムーンライト』は勿論良いけれど、アカデミー賞作品賞は少々疑問。『ライオン』は感動の実話。タイトルの意味が、最後に明かされる。『わたしは、ダニエル・ブレイク』は、名匠ケン・ローチ監督の傑作。理不尽、不条理な現実への異議申し立て。これは英国だけの問題ではないだろう。最も印象に残ったのが『メットガラ』。NYメトロポリタン美術館(MET)のファッション展のドキュメンタリーだ。展覧会初日のたった一夜のメットガラために奔走する制作過程、展示へのこだわり、ファッション、ゲストの豪華さに感嘆。『午後8時の訪問者』は、静かだけれど深い人間ドラマ。監督はパルムドール2冠のダルデンヌ兄弟。ユーモアに溢れた、ちょっと変わったロードムービーが『はじまりへの旅』。普通とは、常識とは何かを考えさせられる。エンターテインメントとしての快作が『ワイルド・スピード』。シリーズを全部観ているファンの一人だ。僕が監督で観る代表がウディ・アレン。『カフェ・ソサエティ』は、アレン監督得意のビタースウィートなロマンティックコメディ。黄金時代のハリウッドの雰囲気が最高だった。永井豪の「鋼鉄ジーグ」をモチーフにした、イタリア映画が『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』。ダークヒーローものの快作(怪作?)で、不思議な魅力がある。『オン・ザ・ミルキー・ロード』はマスコミ試写で観た(公開は9月)。世界3大映画祭を制覇したエミール・クトリッツア監督が、監督・脚本・主演を務めた最新作。相変わらずの奇想天外なストーリーに、反戦の想いを描く。ヒロインがモニカ・ベルッチというのも良い。狂騒のダンスシーンをはじめ、全編に響くバルカン・ミュージックが耳に残る。

『ハードコア』              (HARDCORE HENRY)              イリヤ・ナイシュラー監督
『ゴースト・イン・ザ・シェル』     (GHOST IN THE SHELL)             ルパート・サンダース監督
『ライオン 25年目のただいま』     (LION)                      ガース・ディヴィス監督
『ムーンライト』            (MOONLIGHT)                  バリー・ジェンキンス監督
『わたしは、ダニエル・ブレイク』    (I, Daniel Blake)                     ケン・ローチ監督
『メットガラ ドレスをまとった美術館』 (THE FIRSY MONDAY IN MAY)          アンドリュー・ロッシ監督
『午後8時の訪問者』          (La Fille Inconnue)      ジャン・ピエール&リュック・ダルデンヌ監督
『ワイルド・スピードICE BREAK』    (FAST & FURIOUS 8)                F.ゲイリー・グレイ監督
『カフェ・ソサエティ』         (Café Society)                    ウディ・アレン監督
『はじまりへの旅』           (Captain Fantastic)                   マット・ロス監督
『ゴールド 金塊の行方』        (GOLD)                    スティーヴン・ギャガン監督
『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』     (LO CHIAMAVANO JEEG ROBOT)     ガブリエーレ・マイネッティ監督
『オン・ザ・ミルキー・ロード』     (On the Milky Road)             エミール・クストリッツア監督
『ありがとう、トニ・エルドマン』    (TONI ERDMANN)                   マーレン・アデ監督