JTWO 日本旅行作家協会・会員個人ページ

中村 浩美  NAKAMURA,Hiromi       Last updated '22.7.10

●プロフィール
Photo by Paco Kazu Takahashi

 科学ジャーナリスト、航空評論家、キャスター、トーク・コーディネーター
 1946年2月8日、札幌市生まれ。同志社大学法学部法律学科(国際法/宇宙法)卒。月刊「航空ジャーナル」編集長を経て、1984年に航空評論家、科学ジャーナリスト、TVキャスターとして独立、現在に至る。航空、宇宙開発、先端技術、エネルギー、地球環境、メディア、国際関係、交通、旅行文化など幅広いジャンルで、執筆、講演、テレビ番組のキャスター、コメンテイター、各種イベントやシンポジウムのコーディネーターとして活動中。
 東京工業大学統合研究院特任教授、東海大学総合科学技術研究所特別研究員、国の宇宙開発委員会専門委員、原子力委員会専門委員、国土地理院研究評価委員、日本原子力研究開発機構研究評価委員なども歴任。また、宇宙や地球の話を
、子供たちや親子に直接語りかける「親子で学ぶサイエンススクール」(http://www.kamijo.co.jp/school)を全国で開催するなど、宇宙計画への理解増進や、科学知識の普及啓蒙に積極的に取り組んでいる。
 また当協会の専務理事を長く務めたほか、NPOエンジョイ・エコ・ラボラトリー理事長、NPO羽田航空宇宙科学館推進会議理事長としても活動している。
 趣味は、博物学研究、ルネサンス研究、パリのパサージュ散策、読書、映画、ドライブ、スポーツ観戦。
[連絡先]〒401-0335 山梨県富士河口湖町大嵐813-6、B-204 TEL.&FAX.:0555(25)6758
E‐mail:huskywolf2157@yahoo.co.jp


◆おもな著書

『飛行機をめぐる冒険』(ポプラ社)、『 FLIGHT DECK OPERATIONS 空母キティホークと飛行甲板要員たち』(共著・アスキー・メディアワークス)、『YS-11世界を翔けた日本の翼』(祥伝社新書)、『YS-11 栄光の翼』(アサヒDVDブック)、『読んで愉しい旅客機の旅』(光文社新書)、『旅客機大全』(新潮文庫)、『最新 宇宙開発がよくわかる本』(中経出版)、『ブライトリング・ファイターズ』(共著・ぶんか社)、『飛行機王国アメリカ探訪』(NTT出版)、『ブラックホールは宇宙を滅ぼすか?』(翻訳・東海大学出版会)、『火星雑学ノート』(ダイヤモンド社)、『旅客機雑学ノート』(ダイヤモンド社)、『あした宇宙へ』(廣済堂出版)、『衛星情報が世界を変えた』(共著・徳間書店)、『空飛ぶ巨大技術ジャンボ』(講談社現代新書)、『ザ・チャレンジャー』(航空ジャーナル社)、『スペースシャトル』(グラフ社)、『ハレー彗星を探る!』(航空ジャーナル社)他

■PORTRAIT■
 雑誌の取材で、PACO Studioのカメラマン、高橋和幸さんにポートレートを撮っていただいた。
                          (Photos by Kazuyuki TAKAHASHI / PACO)

<最近の活動>
<2022年 JAN.~JUN.>
WRITING

 NPO・HASM(羽田航空宇宙科学館推進会議)の会報「羽田の青い空」に、フォトコラムを連続寄稿。
第102号には、パリ市内とル・ブールジェ空港にある航空記念碑の写真と想い出の記を、『パリの航空記念碑』と題して書いた。ひとつはパリ市内サンクルーの丘に建つ、サントス・デュモンの記念碑。木村秀政先生も愛された、翼を広げたイカロスの美しい記念碑で、台座にサントスのレリーフと碑文が刻まれている。そしてル・ブールジェ空港にある、チャールズ・リンドバーグの立像と両腕を広げてヒコーキの真似をする少年の像、さらに大西洋横断飛行に挑んだ3人の飛行家、ナンジェッセ、コリ、リンドバーグに捧げられた記念碑について書いたもの。
『パリの航空記念碑』掲載頁  サンクルーの丘、サントス・デユモン広場に建つ美しい記念碑

 「羽田の青い空」第103号には、『A380のデモフライトを初めて観た日』と題して、エアバスA380のデモフライトを、2005年のパリ航空ショーで初めて観た時のことを、その日に撮った写真と共に寄稿した。オール・ダブルデッカーの巨大旅客機のデモフライトは、今も記憶の中で鮮明だ。

 
『A380のデモフライトを初めて観た日』掲載頁   2005年のパリ航空ショーでショーデビューを飾ったA380

 ETT(フォーラム・エネルギーを考える)のホームページ、「私はこう思う!」のコーナーに、『空のカーボンニュートラル』を執筆。航空業界の、カーボンニュートラルへの取り組みについて綴った。CO2を排出するジェット旅客機に対する批判が、このところ特に欧州で高まっている。航空業界はバイオ燃料で、カーボンニュートラルを目指しているが、その実現への道は険しい。そんな実情を紹介した。

 
『空のカーボンニュートラル』掲載頁     ユナイテッド航空は、定期便の一部をバイオ燃料で運航している

INTERVIEW
 雑誌『WATCHNAVI』(ウオッチナビ、ワン・パブリッシング刊)の2022 Spring 4月号に、インタビュー記事が掲載された。インタビュアーは、カメラマンの高橋和幸さん。PACO Studioを主宰する、写真集『男の背中』や、素晴らしい時計や料理の写真で知られるカメラマンだ。インタビューの主役は時計で、愛用の時計にまつわる話や、これまでの取材の想い出などを聞かれた。そして写真撮影。愛用の時計と共に、素敵なポートレートを撮っていただき掲載された。高橋さんには以前にも、BREITLING JET TEAMの取材の時に撮っていただいたことがある。それは僕のお気に入りの写真だけれど、今回のほうがもっと素晴らしい。モデルの実像150%アップは、カメラマンの腕だ。掲載写真以外にもたくさん提供いただいたので、このHPで、PORTRAITとして披露することにした次第。
 
              WATCHNAVI』インタビュー掲載頁              『WATCHNAVI』表紙

『僕の交書録』<BOOKS MY BEST 2022 JAN.~JUN.>
 2022年1月~6月の読書は、購入本が44冊、贈呈いただいたのが3冊の計47冊。ノンフィクションに収穫があった。特に『ザ・コーポレーション』は圧巻。アンチ・カストロのキューバン・マフィアの活動は、冷戦下から21世紀にまで続くアメリカの裏面史だ。『ハウス・オブ・グッチ』は、映画ともども楽しめたが、原作のほうがファミリーの確執は凄い。フィクションのほうは、相変わらず海外ミステリーがほとんど。ベースの英米作家に加えて、スウェ―デン、ノルウェー、アイスランドと北欧の作家が多いのも近年の傾向。特に交書を楽しんだのが、以下の23作品29冊。
[NON FICTION]
『ザ・コーポレーション キューバ・マフィア全史』 (上)(下) 
(The Corporation An Epic Story of the Cuban American Underworld)    T・J・イングリッシュ (早川書房)
『歴史が後ずさりするとき 熱い戦争とメディア』 
(A PASSO DI GAMBERO Guerre calde e populismo mediatico)    ウンベルト・エーコ  (岩波現代文庫)
『ハウス・オブ・グッチ』 (上)(下)
(HOUSE OF GUCCI A TRUE STORY OF MURDER, MADNESS, GLAMOUR, and GREED)
                                サラ・ゲイ・フォーデン (ハヤカワ文庫NF)

[FICTION] 
『森から来た少年』 (THE BOY FROM THE WOOD)    ハーラン・コーベン            (小学館文庫)
『ナイトメア・アリー』 (NIGHTMARE ALLEY)  ウイリアム・リンゼイ・グレシャム   (ハヤカワ・ミステリ文庫)
『アリスが語らないことは』 (ALL the Beautiful Lies)   ピーター・スワンソン          (創元推理文庫)
『未踏の蒼穹』 (ECHOES of an ALIEN SKY)    ジェームズ・P・ホーガン            (創元SF文庫)
『墓から蘇った男』 (上) (下) (Lazarus)      ラーシュ・ケプレル           (扶桑社ミステリー)
『警部ヴィスティング 悪意』 (THE INNER DARKNESS)   ヨルン・リーエル・ホルスト       (小学館文庫)
『悪い弁護士は死んだ』 (上) (下) (DEN SANNA HISTORIEN OM PINOCCHIOS NÄSA)
                              レイフ・GW・ペーション       (創元推理文庫)
『ブルックリンの死』(WHEN NO ONE IS WATCHING)  アリッサ・コール       (ハヤカワ・ミステリ文庫)
『黒き荒野の果て』 (BLACK TOP WASTELAND)      S・A・コスビー          (ハーパーBOOKS)
『偽りの信奉者 イヴ&ローク 53』 (FAITHLESS IN DEATH)    J・D・ロブ        (ヴィレッジブックス)
『その先は想像しろ』 (IMAGINE LE RESTE)       エルヴェ・コメール             (集英社文庫)
『探索者』  (THE SEARCHER)            タナ・フレンチ          (ハヤカワ・ミステリ文庫)
『過ちの雨が止む』 (The Shadows We Hide)      アラン・エスケンス            (創元推理文庫)
『正義が眠りについたとき』 (上)(下) (While Justice Sleep)ステイシー・エイブラムス    (ハヤカワ文庫NV)
『業火の市』 (CITY ON FIRE)              ドン・ウィンズロウ           (ハーパーBOOKS)
『三日間の隔絶』 (上)(下)(JAMÅHONLEVA)   アンデシュ・ルースルンド      (ハヤカワ・ミステリ文庫)
『匿名作家は二人もいらない』 (WHO IS MAUD DIXON?) アレキサンドラ・アンドリューズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
『サイン 印』 (HARÐSKAFI)        アーナルデュル・インドリダソン             (東京創元社)
『南の子供たち』 (Paper Son)             S・J・ローザン               (創元推理文庫)
『ポリス・アット・ザ・ステーション』 (POLICE AT THE STATION AND THEY DON’T LOOK FRIENDLY)
                             エイドリアン・マッキンテイ    (ハヤカワ・ミステリ文庫)


『僕のシネマテーク』
<CINEMAS MY BEST 2022 JAN.~JUN.>

 今期の映画鑑賞はわずかに22本。しかもそのうち4本はVOD鑑賞。低迷が続いている。しかし秀作に多く出会えたので、数は少なくとも満足度は高かった。MY BESTは以下の12本(リストは鑑賞順)だが、BEST OF BESTは、『トップガン マーヴェリック』、『クライ・マッチョ』、『フレンチ・ディスパッチ』の3作。特筆すべきは何と言っても『トップガン マーヴェリック』。飛行機ファンならずとも、興奮度150%の傑作。前作から実に36年、コロナ禍で公開が遅れ待つこと2年、待望の公開だった。それにしてもトム・クルーズは若い、凄い! トップスリー以外にも、『コーダ あいのうた』、『白いトリュフの宿る森』、『ベルファスト』、そしてミュージック・ドキュメンタリーの『スージーQ』、『リンダ・ロンシュタット』、『ローレル・キャニオン』も★★★★だった。
『クライ・マッチョ』   (CRY MACHO)                   クリント・イーストウッド 監督
『ハウス・オブ・グッチ』 (HOUSE OF GUCCI)                   リドリー・スコット 監督
『コーダ あいのうた』  (CODA)                           シアン・ヘダー 監督
『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』
(THE FRENCH DISPACH of The LIBERTY, Kansas Evening Sun)          ウエス・アンダーソン 監督
『ザ・ユナイテッド・ステイツ VS. ビリー・ホリデイ』 (THE UNITED STATES VS. BILLIE HOLIDAY)
                                          リー・ダニエルズ 監督
『白いトリュフの宿る森』 (THE TRUFFLE HUNTERS)  マイケル・ドウェック & グレゴリー・カーショウ 監督
『ベルファスト』  (BELFAST)                            ケネス・ブラナー 監督
『ナイトメア・アリー』 (NIGHTMARE ALLEY)                  グルモア・デル・トロ 監督
『スージーQ』 (SUZI Q)                         リーアム・ファーメイジャー 監督
『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』
(Linda Ronstadt : The Sound of My Voice)      ロブ・エプスタイン & ジェフリー・フリードマン 監督
『ローレル・キャニオン 夢のウエスト・コースト・ロック』 (Laurel Canyon)    アリソン・エルウッド 監督
『トップガン マーヴェリック』 TOP GUN MAVERICK)             ジョセフ・コシンスキー 監督

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