Recommended Travel Books Vol.2第2回 旅の良書 (順不同) ムイト・ボン! ポルトガルを食べる旅馬田草織(産業編集センター)家庭のキッチンから、街角のレストランまで、人生を変えるような味を求めてポルトガル各地を巡る“美味しい”が詰まった食と旅のエッセイ。 リヤカー引いてアフリカ縦断 時速5キロの歩き旅吉田正仁(小学館)時速5キロの旅だからこそ出会うことができた絶景、自然、そして優しい人達。リヤカーを引いて世界中で徒歩旅を続ける筆者の1年にわたるアフリカ大陸での珠玉のエピソード。 英国の街を歩く梅宮創造(彩流社)街歩きで耳目にふれる看板や人びとの声などの「街にあるメッセージ」を観察してみると、そこには英国文化ならではの驚きが。豊富な写真とともに「英語」を楽しむエッセイ。 ハビタ・ランドスケープ滝澤恭平(木楽舎)日本37地域を歩き、そこに棲む人々の風景からその土地の物語を読み解く。まちづくりの専門家である筆者が紡ぎ出す風土の物語。 世界の本屋さんめぐりナカムラクニオ(産業編集センター)その国の本屋を訪れれば、その国がわかる!旅先で本屋を訪れるという新しい楽しみ方を実践したブックカフェの店長による世界35ヵ国の本屋案内。 ラストカムイ 砂澤ビッキの木彫芦原伸(白水社)北海道からカナダ、そして鎌倉へ。没後30年、今また見直される異能のアイヌ彫刻家 砂澤ビッキの生涯と足跡を辿る紀行ドキュメンタリー。 ただいま、日本乙武洋匡(扶桑社)日本を飛び出した著者が、電動車椅子で海外移住も視野に入れた世界一周の旅へ! LGBTQ、障害者、難民……。世界のマイノリティと触れ合い、あらたに見えた日本社会の姿とは。 旅がなければ死んでいた坂田ミギー(ベストセラーズ)失恋と過労で、心身ともに瀕死状態で出発した、アラサー・独身・彼氏なしの世界一周ひとり旅。行き詰まり・生きづらさを感じているすべての人を勇気づける奇跡の旅行記。 また旅。岡本仁(京阪神エルマガジン社)旅の時間だけがもたらすもの。密やかでスリリングな発見と出会いの連鎖。6年かけて、撮った・歩いた・食べた。「あたらしい日本地図」を描く『暮しの手帖』連載の旅エッセイ。