Kanetaka Kaoru Award
兼高かおる賞





「兼高かおる賞」とは
150余りの国々を取材し、TVの長寿番組「兼高かおる世界の旅」(TBS系、1959~1990)で知られた兼高かおるさんは、海外旅行ブームをけん引したジャーナリストであり、兼高さんに憧れ、旅行業界のリーダーあるいは作家や文化人をめざした人々は数知れません。また、一般社団法人日本旅行作家協会で創立会長斎藤茂太氏のあとを継ぎ2代目会長、さらに名誉会長として、会員に指針を与えてこられました。しかし残念ながら2019年1月に90年の生涯を閉じられました。
私どもは兼高さんの業績を称えるとともに、遺志を受け継ぎ、その名が後世にまで語り継がれてゆくことを願い、一般社団法人日本旅行業協会および一般財団法人兼高かおる基金とともに、本賞を創設しました。

選考の基準
- 兼高かおるさんのイメージに重なる人柄、業績を主眼に選定する。イメージの基準は、企画力、行動力、表現力、チャレンジ精神、好奇心、気品、我慢強さ、プロ根性、茶目っ気、ユーモアなどを要素とする。
- 業績を築き上げたベテランというよりも、第2第3の兼高さんになる可能性のある人の発掘に重きをおく。また、相当の実績をあげ、相当の知名度がある中でも、今後一層の活躍が期待できる人を受賞候補とする。
- 国際貢献に尽くした(尽くしている)日本人。
- 旅に関連する仕事をしている人。
- 基本的に人を対象とし、団体や放送番組、イベントなどの企画も対象とする。

最近のニュース
兼高かおる賞実行委員
神崎公一(かんざきこういち)
委員長 ジャーナリスト、旅行読売元編集長
芦原伸(あしはらしん)
ノンフィクション作家、紀行作家
市岡正朗(いちおかまさお)
企画制作会社経営、メディアプロデューサー
大久保登喜子(おおくぼときこ)
旅行ジャーナリスト、国際馬術記者
小椋郁乃(おぐらいくの)
大学理事、旅行会社経営、クルーズコンサルタント
神澤隆(かんざわたかし)
ラオス情報文化観光省駐日本政府観光局シニアアドバイザー
鈴木光子(すずきみつこ)
翻訳家
西浦みどり(にしうらみどり)
会社代表、大学教授
林莊祐(はやししょうすけ)
ジャーナリスト、旅記者
八重野充弘(やえのみつひろ)
フリージャーナリスト